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テキストフレームの作成1

テキストフレームを作成し、文章を流してみます。
テキストフレームの作成方法は大きくわけて2つ。まずひとつめは、手動で作成する方法です。

テキストフレームツールを選択し、適当な大きさのテキストフレームを作成したあと、マウスでの操作またはXYZタブで位置と大きさを調整します。

上の図では、写真の下のスペースで版面に合わせてテキストフレームを作成しました。
テキストフレームに関する操作は、プロパティウインドウの「テキスト」タブから行います。(ちょっと機能が多いので、「テキストのプロパティ」のページで詳しく説明しています。)

今回は2段組みとしたかったので、テキストタブ中の「カラムとテキストの設定」で「列数」を2にしました。
「ギャップ」は列間の距離です。5mmにしています。

任意の位置にテキストフレームを作成したら、テキストを流し込みます。
テキストフレームを右クリックして、「テキストを取得」。流し込みたいテキストファイルを選択します。
プレーンテキスト(.txt)のほかに、MS Word(.doc)、MS ExcelのCSVファイル(.csv)、HTML、OpenOffice Writer(.sxw)なんかもいけるようです。

テキストを流し込んでみると…
フレームの右下に、赤い十字のマークが現れました。
これは、フレーム内にテキストが収まりきらず、あふれている場合に表示されるマークです。

次のページに新しくテキストフレームを作成し、フレームをリンクさせて残りのテキストを表示させましょう。

テキストフレームをリンクさせるには、ツールバーの「テキストフレームの連結」ボタンを使います。


まず右ページにさきほどの要領で新しくテキストフレームを作成します。
次に、左ページのテキストフレームを選択し、「テキストの連結」ボタンを押したあと、右ページのテキストフレームをクリック。


フレームが連結され、あふれていたテキストが表示されました。


ついでにタイトル部分のテキストフレームを作っちゃいます。

テキストの編集をするには、ツールバーの「テキストの編集」ボタンで「ストーリーエディタ」を開きます。 (フレーム内で直接編集することはできないのですね。このへんもScribusの残念仕様です…)
テキストフレームを選択してから、「テキストの編集」ボタンをクリック。

ストーリーエディタが開いたら、テキストを入力します。ここでは「吾輩は猫である」と入力しました。

次に書体や大きさを変えたい箇所を選択して設定を変更します。今回は文字を大きく、色を白にして、右揃えにしました。

編集が終了したら、上図の赤で囲んだボタン「テキストフレームを更新して終了」を押して、ストーリーエディタを終了します。


プロパティウインドウの「テキスト」タブで文字の色や大きさを変更することもできます。ただし、テキストタブはフレーム全体に対する操作なので、選択したテキストフレームの文章すべてに変更が反映されます。

ストーリーエディタについて補足。
慣れないとこの「ストーリーエディタ」というのが使いづらいかと思いますので、ちょっと解説します。
まず、ストーリーエディタ上で編集した場合に、ストーリーエディタのウインドウ内のテキストで確認できる設定は何かと言うと…

ストーリーエディタで表示される設定 ストーリーエディタで表示されない設定
行揃え
アンダーライン
上付き・下付き文字
打ち消し線
フォント(書体)
サイズ

カーニング(詰め)
行間
その他スモールキャップスやドロップキャップスなどの設定
Scribus Wikiより、一部現バージョンに合わせて改変)

先ほどのタイトル「吾輩は猫である」では、ストーリーエディタウインドウで右に寄っているので右揃えの設定が確認できます。
でも書体、サイズ、色がぱっと見ではわかりません。
編集を完了してストーリーエディタを閉じるまでわからないという、とんでもない使いづらさです。

間違ってもScribusをワープロのように使おうと思わず、別のワープロソフトでテキストを完成させてから読み込みましょう!
Scribusでは見出しにスタイルを適用したり(「テキストの編集」のページで説明します)するくらいがいいと思います。

テキストフレームのリンクは、「ビュー」メニューの「テキストチェーンを表示」で確認することができます。

テキストのリンクを解除するには、ツールバーの「テキストフレームを離す」ボタンを使います。手順はリンクするときと同じです。

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