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おうちDTP

ファイルの新規作成・保存・開く

Scribusのファイルを作ってみます。
アプリケーションを立ち上げると、まず「新規ドキュメント」のウインドウが開きます。すでに立ち上がっている場合は、「ファイル」メニューから「新規」。

まずは「ドキュメントレイアウト」で、作成する文書の形式を選びます。
ここではとりあえず「両面」を選んでみました。普通の本の体裁です。
「サイズ」は完成する本の大きさ。A4にしています。向きは縦。幅と高さは既定のサイズを選ぶと自動的に入力されます。

Scribusは左綴じの本しか作れません。(横書きの本はみんな左で綴じてあるはず)見開きにしたいので、「開始ページ」を左、総ページ数を2ページとしました。両方とも後で変更可能です。

「マージンガイド」はすべて15mm、「断ち切り」はすべて5mmとしました。
このふたつの設定が何かは後述します。とりあえず「OK」で文書を作成すると…

なにやら四角い枠線がいっぱいの文書ができました。
先ほどの「マージンガイド」が青い線、「断ち切り」が一番外枠の太い黒線です。
それぞれの意味は下図参照。


これらの枠線は外側から順に、断ち切り、仕上がり、マージンガイドです(ガイドは印刷されない、目印の線です。Inkscapeの項でちょっと説明してます。)。

この本はA4ですが、「仕上がり」の線がA4サイズになっています。
※選択中のページの「仕上がり」は赤線で表示されます(左ページ)。

仕上がりから上下左右に5mm大きく「断ち切り」が表示されます。
Sucribusはページ外にオブジェクトを配置することができますが、背景の色やページの端まである写真などは5mm程度はみ出して作成します。
裁断でこの「断ち切り」部分は切り落とされます。そうすると、白フチのないきれいな印刷物ができるのです。

次に「マージンガイド」ですが、この枠の中が本文の入る範囲です。
この中を版面(はんづら)と呼んだりします。本を作る場合、ページごとにこれがバラバラになると読みにくいので、共通の版面とするのが普通です。

最後に、上図左ページの右にある線…実は、これ何のガイドなのかわかりませんでした。
この線を説明しているサイトも見当たらず…どなたかご存知の方、教えてください。「左」の目印?



文書が完成したら、ついでに「ページ」メニューから「ガイドに合わせる」を設定しておきましょう。
オブジェクトがガイドに沿うかどうかの設定です。作業の効率が良いです。

保存は「ファイル」メニューの「保存」から。Scribusのファイルは.slaという拡張子で保存されます。

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