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おうちDTP

画像のサイズ変更とトリミング

解像度に気をつけながら写真を実際に使う大きさに加工します。

一番簡単な方法は、
トリミングツールを使います。

サイズを変更したい写真を開いて、使いたい部分をトリミングツールでドラッグします。

枠が表示されますので、OKならエンターキーを押してください。
角の四角で大きさの変更ができます。
枠外でクリックすると枠が消えもう一度範囲を指定できます。

トリミングされました。

次に、解像度を設定します。
プリンタから印刷するだけなら設定しなくてもなんとかなる場合が多いですが、「A4に拡大して使いたい!(極端なサイズ変更)」とか、「webにアップしたい!(72ppiにする)」とかの時には必ず適正な解像度にしてくださいね。

例えば、デジカメ写真をA4めいっぱいに印刷したい場合。
ファイルウインドウ「画像」メニューから「印刷サイズ」を開きます。
サイズを変更すると…

解像度が変わります。

サイズを変えると勝手に解像度が変わるのは、指定されたサイズの中に、今あるピクセルをぴっちりはめこんだ場合の解像度になるからです。

この時点で、解像度が200ppiをきっているようなら印刷したときに粗さが目立つかもしれません。
別な画像にするか、「粗くてもいい!これがいい!」と腹をくくるかしてください。
上の写真は278ppiとほぼ適正な解像度。

また、サイズ変更後の解像度が400ppiを超える場合。
ちょっと解像度が高すぎてファイルがムダに大きくなってしまいます。
このままでは印刷もやたら時間がかかりますので、解像度を落としてあげましょう。
「画像」メニューから「画像拡大縮小」です。

このウインドウでは、サイズと解像度を別々に指定できます。
もとの画像のピクセル数に関係なく、指定されたサイズ・解像度で再度ピクセルを分割するわけです。

任意のサイズに変更後、解像度を350ppi程度に落とします。

せっかくここで画像を適正サイズに変更しても、Inkscapeなどに取り込んでそこで極端に拡大したりすると、やっぱり画像は粗くなってしまいます。 使う大きさに合わせて変更するのと、もと画像はとっておくようにしましょう。

トリミングツールを使わず、キャンバスのサイズを指定してトリミングする方法もあります。
ファイルウインドウの「画像」メニュー→「キャンバスサイズ」を選択すると、

「キャンバスサイズの設定」ウインドウが開きます。

キャンバスサイズを現在のサイズより小さく設定すると、はみ出すぶぶんをトリミングすることができます。
オフセットのナビゲータで位置を調整して、「サイズ変更」ボタン。

この方法だと、レイヤーの大きさをキャンバスと一緒に変更するかどうかを選ぶことができます。(パレット下の方「レイヤー」のとこ。)
Gimpでは、キャンバスのサイズとレイヤーのサイズを別に設定することができますが、特に理由がなければ一致させておくのがわかりやすいかと思います。


レイヤーとは… 階層のことで、透明なフィルムを重ねていくようなイメージの機能です。 下の図では、背景、図形、文字の3枚のレイヤーが使用されています。

レイヤーの便利なところは、表示/非表示を切り替えたり、レイヤーをグループ化したりできること。 写真の上に文字を置くような場合、レイヤーで文字を分けておけば、後で文字だけを移動したりする操作が簡単です。

レイヤーパレットは、デフォルトの設定ではドックの中にあります。
ファイルウインドウの「ダイアログ」メニューからも表示することができます。

レイヤーの表示/非表示の切り替えのほかに、レイヤーを透明にしたり、下のレイヤーと合成する設定ができます。
新しいレイヤーを作ったり、レイヤーを削除したり、順番を入れ替えるのはパレット下のボタンを使います。

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